就職先として人気がある銀行員
現代は公務員などの安定した職業が人気となっていますが、銀行員も非常に高い人気を誇る職業です。
銀行員の業務としては、預金業務があります。
銀行口座を通じてお客様から預かった預金を管理します。
銀行の窓口でお客様の対応を行う仕事もありますし、その裏で、入出金のサポートをする業務もあります。
この他、銀行員として大切な業務の一つに、貸付があります。
貸付業務は、個人や企業など資金が必要な方に、お金を貸すという業務で、審査に必要な書類を顧客から預かったり、貸付が必要な方に商品説明を行ったりします。
企業が順調で黒字経営であっても、起業拡大のための運動資金が必要という事もあり、大きな融資が必要な事もあります。
個人が住宅を建設するという時には、住宅ローンがありますし、お子さんの教育資金の為の教育ローンなどの手続きもあります。
銀行員は為替についての業務も行います。
為替業務というのは、債券や債務の決済を行うため、振り込み作業を行ったり送金業務を行うという作業です。
為替というと難しい感じがしますが、電気料金や水道料金などを銀行口座から振り替えているというのも為替業務となります。
銀行は銀行員が顧客に対しての作業や企業に対する作業などを行っていくことで、成り立っています。
時に金融商品の情報などを伝えてくれる事もある銀行員は、私たちにとって非常に身近な頼りになる存在ともいえるのです。
銀行員になるためには何が必要?
全国各地にある銀行に雇用されるためには、まず就職試験を受けて社員とならなくてはなりません。
高卒で就職できる所もありますが、一般的には総合職について4年制大学卒業者としていることが多く、大手銀行などは有名大学卒業のエリートばかりです。
メガバンクなどへの就職を考えるのなら、やはり大学進学の際に、その先を見据えておくことが必要という事です。
地方銀行はその土地の出身者を雇用する事も多く、有名大学卒業ではなくても雇用される機会が多くなります。
一般的に経済学部、商学部出身者などが多いようです。
銀行員のお給料はどのくらい?
メガバンク、地方銀行、都市銀行、外資系銀行など、銀行といってもたくさんの種類があります。
そのため、どこに就職するかによってお給料も違います。
メガバンクなどはかなりお給料がいいことで知られています。
地方銀行の年収と都市銀行の年収を比較すると、200万円近くの差があるともいわれていて、全体平均年収が600万円でも、銀行によって違いがあるという事を考えておくことが必要です。
簿記、会計などの資格を保有されている方は、手当が出ることもありますし、銀行によって様々なので、雇用の際には内容をしっかり確認することが必要です。