人気職業「ゲームクリエイター」とはどういう仕事なのか?
日本のゲームソフトといえば世界でも非常に高い人気を誇っていて、ゲームから映画が生まれるということもあり、日本のゲームソフトは世界から注目されているといっていいと思います。
これらのゲームを作っている人の事を、ゲームクリエイターといいます。
ゲームを企画したり、開発、制作するということが主な仕事です。
ゲームを作る際にはどのようなゲームを作るか、企画担当を行う担当者たちが会議し、アイデアを持ち寄って論議を重ねていきます。
ゲームのストーリーなどの骨組みを作り、その上で様々な詳細設定を行い、この会議が長くかかる事も珍しくありません。
企画が決まると開発担当の人たちがグラフィックデザインを行ったり、ストーリーに沿ったキャラクターデザインを考える、また動きについても詳細に決めていき、その動き等をコンピュータ言語に置き換えプログラミングをしていきます。
ゲームにはストーリー展開を盛り上げる音楽も必要となりますので、その分野はサウンドクリエーターが関わり、効果音の設定等も行い、プログラマーと中心としたチームによってゲームが作られていきます。
細かいバグの修正などを行いながら2年以上もの試行錯誤の上に出来上るゲームもあり、大きな予算がかかりますし、時間もかかります。
広告なども必要となってくるので予算の兼ね合いをしっかり考えながらゲーム作りをしていくこともゲームクリエイターの仕事です。
ゲームクリエイターになるためには何が必要となるのか
必須となる資格などはありません。
ゲームクリエイターは専門学校や大学などに通ってプログラミングの基礎を学んだり、デザインを学ぶなどして、目指す方もいますし独学で目指す方もいます。
オリジナルの企画、作品等をゲームメーカーや制作会社に持ち込み評価をしてもらいその企業に入社するという人もいますし、コンテストなどの応募で賞を受賞し、ゲームクリエイターとしての地位を向上させる方もいます。
本人がどのくらいプログラミング、ゲーム、またデザインやそのほかの事にスキルを持っているか、また創造性を持っているかどうかということがゲームクリエイターになる為評価を受けることとなるので、センスも努力も必要となってくる仕事です。
高校年代などからゲームクリエイターを目指すと決めているのであれば、専門学校などで学び、基礎をしっかり身に付けるということも大切な事です。
ただ、センスも大切な要素となるのでたくさんのゲームに精通し、また物語を作るという事等も日頃からチャレンジしておく方がいいでしょう。
コンテストなどで注目される人材というのは一握りなので、地道にしっかりと努力を重ねて様々な知識や技術を自分のものにしていくことが近道といえるのかもしれません。