小学校教論について

子供としっかり向き合う

小学校教師は6歳から12歳という児童に学習、生活などを指導するという非常に責任ある仕事です。
小学校時代はそのお子さんの性格を形成する時代といってもいい位、非常に大切な時代です。
この時かかわってくれる先生によって、物の見方なども変わりますし、考え方にも永久があります。
子供たちそれぞれの個性をしっかり見つめ、その人間性を伸ばしていくために何が必要なのか、日々、向き合っていくことが必要です。

最近はモンスターペアレンツという言葉も誕生していますが、先生になりたいという気持ちはある、でも保護者の対応が出来るかどうか不安という事もあります。
確かに保護者への対応をしなければならない場面も非常に多いので、精神的にも鍛錬しておくことが必要ですが、やはり、現代は教師も個性の時代と捉え、自分らしく、保護者に対応していけばいいのではないでしょうか。
児童と運動をしたり勉強したり、運動会や音楽界で必死に頑張ったり、大変な事も多い仕事ですが、感動も多い仕事です。

どのくらいの年収になるのか

公立の小学校の教師になるのかそれとも私立の小学校教師になるのか、それによって賃金が大きく違い、年収に差が出ます。
また地域や年齢、勤続年数によっても年収に違いが出てきます。

一般的に平均年収は400万円から600万円ほどです。
年齢によって高くなっていくところがほとんどなので、通常、40代であれば年収700万円位になるといわれています。

私立の小学校などは特に、都内等お給料面で公立とかなりの差があり、私立小学校の方がより高くなっています。
年収が高いといえるのかどうか、子供たちを預かっている、始動するという立場にある先生なので何とも言えないのですが、残業代はなし、土日なども出勤する事があるなど、一般的企業とは違う苦労もあります。

小学校教師になるためには

小学校の教師にあるためには、教職課程のある大学で教職課程を修了、卒業することで小学校教員免許を取得できます。
大学で取得できる1種免許状、短大で取得できる2種免許状、大学院で取得できる専修免許状があります。
通常、小学校教師の資格というと、1種免許状の取得が一般的です。
大学で教職課程を履修していないという人でも、小学校教師になりたいという方は、教員資格認定試験を受けて合格する事で、2種免許状の取得が可能です。

またこの免許状を取得してから、小学校教員採用試験に合格しなければなりません。
公立では各都道府県実施の教員採用候補者試験を受けます。
私立学校の場合は、各小学校の教員採用試験を受験する事になります。
この試験に合格しない限り、小学校教師の免許状を持っていても、小学校で教師として働くことはできません。