需要がますます高くなっている
高齢化が進み、現代の日本は超高齢化社会に突入しています。
少子化という事もありますし、核家族化が進み、高齢者が高齢者を介護する老老介護状態となっているご家庭も多く、介護が必要なのに一人暮らしするしかないという高齢者も多い事から、孤独死等社会問題となっています。
介護の需要はかなり高くなっている、いえ、切迫した状態となっているのに、以前介護の人員が少ない状態で、早急に、人員確保すべき施設が多数存在しています。
この先、政府は、介護施設を増加させることが必須としていますが、介護に携わる専門職の方々が育っていかないとそれもまた無理という事になり、日本の介護の問題は非常に深いものとなっています。
介護のスペシャリストといえば、介護福祉士です。
高齢者や認知症状をお持ちの方々等、生活困難者となっている方へ、入浴や食事、排せつなどの介護サポートを行う仕事です。
介護についての専門知識、技術を持ち、ご家族の相談に乗ったり、実際に介護の現場で、介護を行う事もあります。
最近は介護福祉士の資格を取得したいという方が多くなっていますが、それでもまだまだ、足りない状況です。
介護福祉士の資格とはどのようなものなのかしっかり把握して、介護福祉士の資格を取得してくれる方々が多くなることを願います。
介護福祉士の仕事内容
介護福祉士は、身体介護、生活援助、相談助言などを行う業務です。
食事や排せつなどが出来ない方をサポートし、衛生管理などを行います。
車イスでの移動や歩行補助なども大切な役割です。
調理、洗濯、掃除など、生活援助を行うのも介護福祉士の仕事です。
在宅介護となれば、家事援助はどうしてもつきものとなるので、家事、掃除などが適切に出来るという事も求められます。
介護を受ける方、介護を受ける方のご家族の相談に乗る事も多いです。
生活に対する相談や、介護に対する相談等行い、実際に助言し、介護サービスの種類などを紹介する事も多いです。
介護福祉士になるためには、また呼吸量はどのくらい？
介護福祉士になるためには国家資格に合格する必要があります。
以前は、介護福祉士養成施設卒業によって、国家資格を得ることが出来たのですが、現在は、養成施設を卒業し、国家試験を受験する必要があります。
養成施設に通うことなく、実務経験が3年以上ある方は、指定の実務研修を受けることで受験資格を得ることができます。
介護系の資格については、かなり頻繁に法改正があるので、必ず資格等の情報を確認してから、試験を受けるようにしてください。
介護福祉士のお給料ですが、年収250万円から400万円とハードでありながらそれほど高いといえない状況です。
施設によっては夜勤などもありますので、かなりハードとなるので、実情に合っていないお給料といわれ改正が求められています。
公務員的な施設に入ることで待遇が良くなることもありますので、どこに就職するかによってお給料が変わるという事も考えておく方がいいでしょう。