横文字業種ってかっこいい？グラフィックデザイナーという仕事
最近は横文字、カタカナ職業が多くなっていてこうした職業は若者に人気がありますが、憧れ職業として若い人たちが目指す職業にグラフィックデザイナーがあります。
グラフィックデザイナーは、雑誌やポスター、お菓子などのパッケージのデザインを行う職業で、多くは印刷物に関わるものです。
通常広告代理店、企業宣伝部で働く方が多いのですが、実力ある人はフリーで働く方も多いです。
企画やコンセプトに合わせ、また依頼してくる企業がターゲットとする年代に対し、より目につくデザインを作る事が必要で、技術、知識も必要ですが、センスが必要なクリエイティブな職業ともいえます。
場合によって、イラストレーターなどと組んで仕事をすることも多く、様々な方々とのかかわりもあるため、コミュニケーションをしっかり取って、グループで仕事を行う事もあるという事を理解しておくべきです。
商品の宣伝などを行いたいクライアントから依頼を受けます。
商品の情報やコンセプトなどをしっかり把握し、企画会議によってどのようなデザインにしていくかを考えます。
プロデューサーやプランナー、コピーライダーなどと組み、相談しつつ一つの作品を作り上げていくというイメージです。
依頼主に仮納品し、ダメ出しがあれば作り直すなども必要となりますので、根気も集中力も必要ですし、柔軟性も持っていないと仕事になりません。
出版物の場合には、入稿データを納品し、そのチェックでOKが出れば仕事が終了となります。
クライアントの要望をしっかり理解する事、どの商品をどのように販売していくかを考える事等も必要で、その時のトレンドをつかんでおくという事も必要となります。
資格などは必要ですか？
グラフィックデザイナーの場合、資格を持っていないと仕事が出来ないという事はありません。
しかし、多くのグラフィックデザイナーは、美術大学や専門学校でデザインなどの基礎教育を受けて、技術、知識共に持っている状態で雇用されています。
広告代理店や製作会社、また一般企業の広報、宣伝部などに所属し、グラフィックデザイナーとして働くことになります。
いきなりグラフィックデザイナーとして働くことはできませんが、アシスタントして知識や技術をさらに磨いていき、実績を付けていくことで次第にまかせさられる仕事も多くなっていくでしょう。
グラフィックデザイナーのお給料
グラフィックデザイナーのお給料相場は、クリエイティブな職業なのでかなり高いと思っている人も少なくないです。
しかし相場を見てみると300万円から500万円と案外少なく、これはグラフィックデザイナーとしてのキャリア、実績によります。
大手に就職し、名をはせるグラフィックデザイナーの中には年収1000万円を超える若者もいますので、センス、さらにクライアントの趣旨をつかむことができる判断力などを持っている方は若くして大成する事も多いです。